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BIG BROTHERS

今回は15年近く、ずっと僕のお兄ちゃんのような存在のお二人をご紹介させてください。先月末に起きた僕の個人的なハートブレイクもあり、今月になって何度か集って元気をいただいてました^^

まずはThe Viridi-anneのデザイナーの岡庭さんです。
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この人の作る服はとにかくトンチが利いていて、そのオリジナリティあるアイデアには唸らされます。最後の細部までを実にこだわっていて、その為シルエットが非常に美しいです。僕も以前某アパレルブランドに勤めていたのですが、この人の服への愛・知識・探求心にまざまざと触れて、本当に心から自分の一番好きな事を仕事にしようと思い立った程です。この出会いがなければ僕は今のように絵を描いていなかったかもしれません。そしてこの人は僕の絵の先生でもあります。ただ絵が大好きだったってだけで仕事を辞めた僕に、岡庭さんは絵を描く事の技術面の基礎だけではなく、沢山の事を口厳しく教えてくれました。「とにかく作り手の内面が溢れ出ているモノが俺は好きだ」とずっと教えられ続けています。そして今でも新しい絵が描き上がると岡庭さんに見せに行っています。今までは全然褒められる事がなかったのですが、最近は少しずつ褒めて貰える時もあるのでとても嬉しいです。
The Viridi-anneはモード寄りのブランドなので馴染みの少ない方も多いと思いますが、その着心地、想像力豊かなディテイル等にご興味のある方は直接触れてみて下さい。海外での日本のメンズブランドとしての知名度はなかなかのようです。そうそう、The Viridi-anneは靴のフォルムも非常によくて、今回の展示会でもコンバースのオールスターをアレンジしたであろうトンチの利いたスニーカーがありました!納期は定かではないですが、実に秀逸です。青山のavexの裏辺りにFLAG STOREがあるのでそこへも是非お立ち寄りください!

続きましてTOKYO No.1 SOUL SETのBIKKEさんです。
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はい、写真の外は朝ですね。そしてこの店内。お気づきの方も多いと思いますが、そうです、東北沢のあのお店です。コーヒー豆乳とピーナッツのお土産をくれるあの店です。夜から朝にかけて、朝から昼に渡り、そして又夜から朝にかけてと、このお兄ちゃんとは本当に多くの時間を無数の酒場で一緒に過ごしてきました。そして今も昔ほどではないですが、やっぱり昼位までの覚悟はして遊んでいます。出会った時からこの人にはずっとお世話になりっぱなしです。そしてたまに少しだけお世話をしたりしています。持ちつ持たれつ、血縁すら感じる人です。嬉しい知らせに心から涙したり、電話で5〜6時間でもあーだこーだ答えを探したり、なんか同志のような人です。この人は誰にでも平等に優しい人です。タイプは180°全然違うけど、周囲に対してJOE STRUMMERはこんな人当たりだったんじゃないかな?って思ったりもします。
皆さんはTOKYO No.1 SOUL SETを聴いた事はありますか?僕はこの人の歌詞に何度奮い立ったか知れません。緊張感の張りつめた過去の作品から大きな愛に満ちた最新の作品まで人間の成長のようにじんわりと大きく変化しているので、あまりよく知らないという方は是非「TRIPLE BARREL」というアルバムから順を追って聴いてみる事をお薦めします。TOKYO No.1 SOUL SETについては書きたい事は沢山あるのですが、思い入れが多過ぎてちょっと文章にできません。酒でも呑んでゆっくり語り合いましょう、もちろん朝までとは言わないので^^

四六時中、上の二人から甘やかされていた時、そんな自分を変える決意の時のテーマソングがこれ。

25歳の時、たった3ヶ月間だったけど、独りNYへ。「逃げられるものならそうしたい、あなた達の優しさから」そう、今思い返すと懐かしいな。この3ヶ月間のNYで絵を描く人生に決めたんだから。

BE AMBITIOUS!

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