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台湾

このブログでまともな日本語を使うのは初めてかもしれない。いつも英語とランダムな画像ばかりで、「なんだこいつ?」と思っている人が多いと思う。そんな俺ですが、一応日本人です。今回はなぜ日本語なのか?この日記をきっかけに台湾に対する興味が沸いてくれればなという思いからである。


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カルフォルニアと日本を行き来して貯まったマイルを、有効活用しようと企画していた台湾旅行。と言っても面倒くさがりな自分がマイレージで航空券を申し込みする頃には、空き席なんて当然残っていなかった。汗水垂らして稼いだ金を使うんだったら、正直アジアよりヨーロッパに行けたらなんて考えていたのだが、自分の身近なルーツを探る旅も悪くないのでは?と思い二日酔い&寝不足の身体に鞭を打ち、45日の台北旅行を敢行した。


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日本を除く初アジアという記念すべき地、台湾。そんな台湾は発展のまっただ中である。台北に来てまず驚かされたのは、現地のインフラ整備。自分が思い描いていた景色とはかなり違っていた。たしかに台北の街には漢字が踊り、古くさい建物も存在する。そんな中でメインストリートでは高層ビルが割拠し、意外と洗練されている。東京ほど細々していないので、それがスッキリとした印象を与えたのだろう。成熟した国家を支える上で大切な公共交通機関も、日本の地下鉄より綺麗なメトロ(MTR)が整備されていた(少なくとも自分が利用している西武新宿線より格段に綺麗)。戦前の日本と一緒で一昔前までは、鉄鋼が第一産業だった台湾。しかし、今ではHTC(電子機器メーカー)などのテクノロジー部門が盛り上がりも見せており、街は活気に溢れていた。亜熱帯に位置し、比較的に温暖な気候もあってか、元気をなくしてしまった日本とは対照的な光景だった。日本>台湾というステレオタイプに捕らわれていた自分が、本当に恥ずかしくなった瞬間だった。


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そしてもう1つ特筆すべきは"美脚"。アジア人最大の弱点とされていた、足の短さを確実に克服している台湾女性陣。たしかに垢抜けない印象は多少残るものの、皆さん大変スタイルがよろしい。同じアジア人ながら、なぜそこまでスタイルがよくなったのか?という疑問が頭に浮かぶ。オランダや日本に統治されたことによる遺伝子の進化というのが自分の見解だ。混血が多く存在するNYに美人が多いことと同じように。エキゾティックな顔立ちが好きな自分にとっては、アジア人女性の美しさを再認識させられた貴重な時間だった。ただ普通の子(メイクのおかけが?)が溢れる日本とは違い、ブスと美人の差がハッキリしているのはアジア各国の共通事項だということは否定できない。


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パーティーやファッションというファンシーな世界でも、女性陣のセクシーな立ち振る舞いにはかなりやられた。ブランドもので着飾るというよりも、素材の良さでカバーする。そんな言葉がピッタリはまる。厚化粧にハイヒールのブスを東京で見慣れた自分にはとても新鮮だった。確かに日本にリードされてる部分も多いかもしれないが、不況に苦しめられ笑顔を忘れた日本と比べると台湾のバイタリティは比べものにならない。自分も本当に元気をもらった。ストリートを闊歩するのは、原付バイクでFIXEDやスケートを見る機会は少なかったけれども、そういったシーンは台湾にも存在している。是非日本のライダーたちにストリートカルチャーを通じて国際交流して欲しい。言葉が話せなくても関係ない。ボード1つで乗り込んで、さまざまな中華素材の臭いが漂う台北シティをクルージング。クラブでは台湾女子との情事を是非とも楽しんでもらいたい。


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くだらないワイドショーやニュースでは、中国の事を散々コケにした話題で溢れているし、そんな自分も中国に対してそこまで良いイメージを持っていなかった。しかし、ここで間違っているのは、台湾は中国の一部だけれども、独立を望んでいる立派な国家だということ。確かに公用語としては北京語が用いられているが、台湾語も存在している。大陸文化とはまた違う独自な文化が根付いている。そこにはオランダや日本に統治されてきた悲しい一面が見え隠れするが、"親切の心"を忘れない人々がいる。発展を続ける大都会の中で、人の温かさを体感できる街。それが台北なのかもしれない

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