関澤製作所

俺がスケートボードを始めた小学校の頃からの友人ヒデ。

彼はスケートボードから離れすぐに海の目の前という立地もあってでサーフィンにハマっていった。

高校に入ってからは全然会わなくなってしまった。

そんなヒデを数年前に有名スタイリストのハニカムblogで見かけた。

リンク先を見ると元気そうに好きなことを続けていた。正直凄く嬉しかった。

スケートボードを始めた当初の仲間が近いフィールドで活躍しているのだから。

俺は彼のblogを見てコンタクトを試みたが、やめておいた。何故ならnet上での再会なんかしたくなかったから。

その時がくれば絶対にドコかでバッタリ会えるのだから。

その時は意外にもすぐに訪れた。

千駄ヶ谷のRon Hermanのレセプション会場だった。

彼は自分が手がけた商品のサーフボードを前に楽しそうに話しをしていた。

俺はすぐにヒデに気付いた。

同じくらいにヒデも俺がいるのに気付いてくれた。こんなにも太ったっていうのにね。

全然話しをする時間はなかったけど小学校の時のままな笑顔で元気そうだった。

とにかくスケートボードを始めた当初の仲間が近いフィールドで活躍していることは凄く嬉しく思う。

俺はサーフィンをしたことがないから説得力がないかもしれないが、サーフボードを作らせたらヒデが世界イチだと思っている。その気持ちがローカリズムだと思うし誇りだと思う。

その様な気持ちをふまえて俺もスケートボードをして行きたいと思った。

そんなヒデのblogは心地良いリズムで温かくて俺の地元の風景を凄く綺麗にとらえて忘れかけていた何かを思い出させてくれる。