今日この時間にまさに横須賀のスケートショップの歴史が一旦幕を閉じようとしている。
移転ということでのクローズだが、今まで横須賀にこの25年間近くスケートショップが1日たりとも無い日はなかった。
その昔ドブ板通りにWILDBOYZというお店があり、俺は中学の頃から通っていた。
そこでは当時高校生の亀岡氏がショップライダーとして活躍していた。
通っていくうちに当時店長だったマコトさんやカメちゃん率いる諸先輩方に名前も覚えてもらいスケートスポットに連れていってもらった。
そこには口に出して言うには恥ずかしいけど本当のカルチャーやシーンがあった。
スケートショップのニオイ、雰囲気。そしてそこに行かないと会えない先輩方が好きでしょうがなかった。
スケートボード以外にもそこでは数々のモノやヒトやコトに出逢った。
今のように携帯もwebも無いから日曜にはショップオープンの時間からお店に行って諸先輩方が来るのをビデオや雑誌を見させてもらったり次に乗りたい板を見させてもらったりして待った。それで諸先輩方がきたらスケートに連れてってもらっていた。そこには生なコミニュケーションがあった。
1992年には俺と梅さん(SDF)もWILDBOYZのライダーになれて一緒にAJSAのコンテストもまわって、晴れて93年から3人揃ってAJSAのプロに昇格できた。当時はっていうか今もかな?所属のスケートショップから事前にエントリーしないとデカイ大会には出れなかったんだ。そのエントリーをするショップでロコがわかってくれるんだよね。
その後も横須賀ダイエー前でのAJSA開幕や海風公園の建設など色んなことがあった。そしてそのそばにはカメちゃんとスケートショップがあった。
本当にカメちゃんは日本のスケートシーンを横須賀から支えていった。プロショップというカテゴリーの土台も公共のスケートパークという存在も今では当たり前かも知れないが彼と彼のお店が発祥だと俺は思っている。
そういったモノをカメちゃんはその後も引き継いでdOUBLEfAITHとして横須賀のスケートシーンを守ってきた。
その25年近くも続いた横須賀のスケートショップ事情に幕がおりる。
そういえばここ数年全然行ってなかったなと思い日曜に行ってみることにした。
そこはやはりスケートショップだった。最低で最高なね。
カメちゃんお疲れ様でした。時間合う時にスケートしましょ!!