突然ですが自分がビンビン感じるスケートボード・フェチシズムについてちょいと。 世間一般のスケートボーディングという物から逸脱しまくっていることで有名なRichie Jacksonさんのberricsでのフッテージ集から色々と抜粋していきます。
この人の着こなしやルックスには触れないでトリックにのみフォーカスしてみましょう。
まず最初にデッキをくぐらすドルフィン・スルー(いま勝手に名付けました)系のトリックに目を奪われますね。回し技でのドルフィン・スルーはデッキをキャッチするのが当たり前な時代には相当な文化的衝撃です。器用以外の何ものでもないですね。
そしてこのパートを見進めていくと縁石トリックのアウトでもドルフィン・スルーしまくってます。非常にこだわりと偏りを感じます。
そして彼ももう一つのトレードマーク的なトリックでもある昔からあるファイヤー・テール・クラッカー。これは彼によりアウトに回し技を入れるという進化を経てほとんどオリジナルトリックへと温故知新させています。
この温故知新は今のスケートシーンには欠かせないキーワードだと実感せざるおえない言葉ですね。 消火栓上に腹掛けをしてクルクルと回るナタス・スピンも見事にノーズ支点でF/SもB/Sも見事にキメて温故知新させていて惚れ惚れしちゃいます。
最後に彼のオリジナルトリックといえば、このパートで初のお披露目となるMJマニュアル(これも今勝手に命名しました。つま先側のウィールだけで走る様は亡きマイケル・ジャクソンのキメポーズを彷彿させられますよね)。マニュアル台に気持ちの良い弧を片ウィールで描き、そのままの勢いでノーリー180アウトするスムースさは見るものを虜にしますよね。
いやはやこの様に誰もやらない、誰も出来ないトリックをするスケートボーダーってのを見ると俺のスケートボード・フェチシズムがビンビンに感じちゃうんですよね。
そんな素敵過ぎるRichie Jacksonの最新のアレがDeath Skateboards からUPされててたまりません。この動画はWパートでPatrick Melcherと共演しているのですが選曲から何から何まで素晴らし過ぎるスキルです!!!