「Uranus」「Fuckface」「gloryhole」「scenic view」a.k.a. 「3.11」(fukushima) MADSAKI 2013
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今回のMADSAKIは凄く大回りで1週したと思う。スタイルの破壊を繰り返して。
変幻自在のスタイルを毎度毎度雲を掴むかのように見せつけてくれて。今回は突拍子もない言葉遊びで個展を見せつけてくれた。
勝手な解釈だがタイポグラフィへのアンチテーゼのようなスラング言葉遊びだなと思った。実に挑戦的。
アートという物は持って生まれた個性と積み上げられた人生の経験の元に形成されているんだな〜。と痛感させられた。
「ARTとは?」そんなこと考えたことも考える意味もクソだと思わせてくれた。
初期衝動とモチベーションの源とそれらを取り巻く全ての混沌とした物を綺麗に吹き飛ばしてくれる存在があった。
例えるなら宇宙だね。そう、宇宙だ。
自分の存在をちっぽけに感じさせられる壮大で圧倒的なエネルギーを目の当たりにした。
時たまそんな風に感じるアート展に遭遇する。それは映画を見るように1000いくらかを払いチケットを買ってたいそうな美術館に行っても10回に1回あるかないかだった。
それをまさかタダでそれもGWに一緒にアート展をやったMADSAKIからこんなにも早く感じさせられるとは正直思ってもなかった。
芸術ってのはすぐそこに転がってるもんなんだね。
すごく良い物を見れた。感じれた。
ありがとうMADSAKI。
MADSAKI [WRITE HERE, WRITE NOW]
JULY 19 - AUGUST 10, 2013
〒106-0032
東京都港区六本木7-18-8 2F
CLEAR EDITION & GALLERY