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Levi's Skateboardingから2014春コレクションのムービーが到着



HIDDEN CHAMPION Issue#32でも紹介したLevi's® Skateboardingから、キービジュアルを撮影したJohn Humphriesをディレクターに迎えたイメージムービーが到着した。オークランドで撮影された下記のキービジュアルと連動した内容になっているので、そちらも合わせて楽しんでいただきたい。


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Levi's®が歩むスケートボードとの道

古くはZ-Boyzの時代から現在に至るまで、数多くのスケーターが迷うことなく愛用してきたLevi's
®というブランド。1853年にワークウェアとして創業したLevi's®は、その時代毎に革新的で反骨精神を持つ若者達が着用してきたことから、まるで彼らの意思を象徴するブランドかのようなイメージを持つ人も少なからずいるのではないだろうか。

そのLevi's®が、永年に渡りスケーターから支持されてきたことによって、2013年に「LEVI'S® SKATEBOARDING COLLECTION」をスタートした。だが、まず言っておきたいのは、これはスケーターをターゲットにしたマーケティングやプロモーションをしますよ、という安易な発想から始まったものではない。スケートボードがどうあるべきか、何が正しいのか、といった事を定義し打ち出す事が役目ではない事は、Levi's®側が重々承知している。なぜならスケートボードブランドではないからだ。ただ純粋に、Levi's®を好んで着用してくれるスケーター達にクラシックなスタイルはそのままに、より強く、機能的に構成されたプロダクトを開発したのだ。

綿100%の風合いを保ったまま摩擦に耐えるCORDURA®ナイロンを生地に織り込むことで通常のデニムの4倍の強さを実現し、ライクラT400®という優れたポリウレタンによって通常よりも長い間ストレッチ性をキープ。その他にも激しい動きで大切なものが落ちないように内側に付けられたインナーポケットなど、至る所にスケーターからのフィードバックによる工夫がなされている。しかし、今回ここに記載したいのは、そういうLevi's®のプロダクトとしての良さだけではない。

Levi's®がスケートボードカルチャーに参入する他のブランドと違う特筆すべき点は、Levi's®はプロスケーターをサポートするのではなく、そのシーンやコミュニティをサポートするというところなのだ。Levi's®の本社があるサンフランシスコでは、地元の重要なコミュニティであるFTCと共にスケートイベントを開催し、イベント後に使い終わったベニヤやセクションを地元の学校のスケートパーク開設のために寄付している。さらにインドのスケートチームHolyStoked、ドイツの2erと共同し、インド初となる無料スケートパークをバンガローに建設した。これはOmar Salazar、Stefan Janoski等をはじめとするスケーターやジャーナリスト、映像作家ら34名によって16日間で建設されたもので、スケートボードを通じて文化の発展を目的としているのだ。世界中のスケートコミュニティに声を掛けて集めたスケートボードをインドの子供たちに提供し、さらには英語の教室まで開いているという。スケートパークの開設や修復、貧しい地域への環境や用具の提供など、スケートボードを行う個人へ向けた支援をしていくという姿勢。まさに、常に時代と共に成長を続けて来たLevi's®ならではの、ライフスタイルブランドとして芯のあるブレないパイオニアスピリットではないだろうか。

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Title Levi's Skateboardingから2014春コレクションのムービーが到着

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