松田修と山瀬まゆみによる二人展「さめた体温」が府中LOOP HOLEにて3月5日(土)から開催される。昨年開催されたチンポム企画による個展「何も深刻じゃない」も高い評価を得ている気鋭のアーティスト松田修と、キュレーターである大久保ありの教え子であり、触れることのできるソフトスカルプチャーや抽象画、ドローイングなどを制作するアーティスト山瀬まゆみを大胆にも組み合わせたという。松田修によるビデオコラージュと山瀬まゆみによる初の大作ペインティングが展示され、その個性豊かな二作家の競演に期待が高まる。
オープニングレセプション 3月5日(土)18:00 - 20:00
トークショー
3月12日(土) | 松田修 × 竹川宣彰 @ 府中グリーンプラザ(府中駅前)/7階 第五会議室(定員40名)
3月19日(土) | 山瀬まゆみ × 花崎草 @ 府中グリーンプラザ(府中駅前)/7階 講習室(定員25名)
両日共 18:30〜20:30
山瀬 まゆみ
1986年生まれ。高校卒業と同時に渡英。 05-09年 ロンドン芸術大学、チェルシーカレッジオブアート&デザイン・
http://www.mayumiyamase.com/
松田 修
1979年生まれ。2009年 東京芸術大学大学院美術研究科修了。
映像、立体、絵画、パフォーマンス、とジャンルを問わず様々な技法や素材を駆使し、社会に沈潜する多様な問題を可視化させる作品を制作。主な個展に、2015年「何も深刻じゃない」(Gater Gallery 東京)、2014年「PARAdise lost, PARAdise (PARA-PARA)」(無人島プロダクション 東京)、2012年「ニコイチ!」(無人島プロダクション 東京)。
http://www.mujin-to.com/
http://chimpom.jp/
大久保 あり
1974年生まれ。98年 武蔵野美術大学油絵科卒業、99-00年 英ゴールドスミスカレッジ・大学院Fine artサティフィケイトコース修了、00-01年 英チェルシーカレッジオブアート&デザイン MA Fine art修了。自作の短編小説をもとに現実と虚構の不確かな関係性を問う作品を制作。扱うメディアは、テキスト、絵画、彫刻、写真、映像、オブジェクト、パフォーマンスなど。時には、別作家の作品や作家性をも取り込みインスタレーションとして提示する。主な展覧会に2015年『われらの時代:ポスト工業化社会の美術』(金沢21世紀美術館)、「美術館の幽霊」(クリテリオム・水戸芸術館)、2014年「林スンの肖像」(LOOP HOLE)、2013年『ダイチュウショー』(府中市美術館・LOOP HOLE共同企画)、『Blue Valentine』(XYZ collective 東京)、「パンに石を入れた17の理由」(switch point 東京)など。東京在住。今回初キュレーション。