Sunn O)))やThe Bug、borisのアートワークを手掛けるロンドン在住のアーティスト・プリントメーカーSimon Fowlerによる作品展が大阪・南堀江のギャラリーPlupにて3月12日(土)から行われる。このエキシビションは彼の回顧展となり、長年にわたるスタイルの変化や、彼の作品に込められたティテールや感情が紹介されてるという。また、会期中は作家が在廊しているとのこと。作家と共に作品の世界に触れられる機会、お見逃しなく。
Opening Party 2016/3/12(sat) 18:00-20:00 charge free -DJ- Simon Fowler 行松陽介 Zodiak
Simon Fowler アーティスト、プリントメーカー。ロンドン出身。独学でイラストレーションと印刷を学ぶ。2006 年、日本のInoxia Recordsで働く頃から、アンダーグラウンドの音楽シーンにおいて作品を発表し始める。2007年にSunn O))) と Borisの、日本ツアーのアートワークを手がけたところより、様々なミュージシャンやレーベルに作品提供を行うことになった。その一部として挙げられる のが、The Bug; Sunn O))); Master Musicians of Bukakke; Dylan Carlson; Earth; Ryoko Ono & Rogier Smal; Wrekmeister Harmonies; Stephen O'Malley & Steve Noble; Don McGreevey; John Doran (the Quietus); Lustmord; Blackest Ever Black; Dead Fader; Dj Scotch Bonnet; Small But Hard Recordings (Art Direction); Bo Ningen & Damo Suzuki, Kohhei Matsuda; Bathetic Records; Cafe OTO など。この10年間は、イラストレーションのスキルを上げることに集中し、インクを使用した手書きの作品など、ディテールに凝った作品を多く発表している。これに相反するように、印刷の分野では様々な印刷技術を試している。HANGAと呼んでいる凸版印刷では、ヨーロッパとアジアの技術を組み合わせ、大胆な現代作品を制作している。また、近年はShigeru Ishihara (DJ Scotch Egg) とSmall But Hard Recordings を始める他、ファッションの業界においても活動し、クリスチャン・ルブタンやアレキサンダー・マックウィーンに作品提供をしている。今春4月には、アーティストの河村康輔と新たなプロジェクトLost for Wordsのローンチも予定している。