『NODATE MUG x MHAK 消粉蒔絵ver.』
地元会津若松の伝統工芸コラボ続編の一部を少しだけ。
会津塗の伝統工芸士と若手職人達が厳選された天然木をつかい、漆塗り（透き漆(茶) 、墨黒 、朱）で一つ一つ丁寧に作り上げたJAPANメイドの湯のみ"NADATE MUG"。
※会津塗の伝統工芸士、現代の名工、若手職人による天然木(栃)の轆轤(ろくろ)びき、拭き漆仕上げ
そのNODATE MUGをベースに"本銀粉"を用いた会津塗の伝統技法/消粉蒔絵(けしふんまきえ) で僕のアートワークを施したコラボレーション。金箔とは違うマットな輝きが消粉蒔絵の特徴であり、本銀粉の部分は時間とともに "いぶし銀" に黒ずんできます。
漆は高級品で野外での使用に不向きなイメージがありますが 堅牢性・抗菌性に優れており軽量なうえコーティングされた木は保温性にとても優れているため、実はアウトドア用のマグカップとしてうってつけの素材。 使い込めば艶が増し経年進化が楽しめる上に、土に埋めれば自然に還る素材しか使っていないので環境に優しく使い続ける事ができるのも特徴。
形だけでなく日本独自の野点（のだて）という文化を感じながら、景色を楽しむのも一興です。
2月18日〜20日に開催される"rooms"で初お披露目。18日と20日はブース内の何か（壁？什器？）に描いていると思いますのでお時間がある方は是非会場でお会いしましょう！
野点とは
屋外で茶または抹茶をいれて楽しむ茶会のこと。特に茶道において戸外で茶を点てる（たてる）ことをこのように呼ぶが、茶道など日本古来の様式にしたがっている場合には一律にこのように呼ばれ、屋内での茶道では重視される細かい作法が簡略化された気安い催しの場合もある。