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Trip de Montreal part 4

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"北米のパリ"なんてシャレオツな名前を持つモントリオールだが、自分のアクティビティといったらシャレオツからかけ離れたことばかり。朝からビール、経過する時間と共に上昇する血中アルコール濃度。クルージングで失った汗と体力を、黄金の栄養剤 a.k.a ビアーで補う。エキサイティングな夜に備えて、酒を控えることなんて一切なし。これも夜を楽しむ大事な儀式の一つなのだ。気合いを入れるための筋トレも、もちろんビールを飲みながら。なぜならここは、極上のビアーがお手軽に楽しめる麦酒の聖地。カフェで無ろ過ビールをおいしそうに飲むケベコワ女性に目を奪われながら、パーティーのための調整をしていた。

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ビールを飲み終わり、パーティーに備え帰路に。無料で部屋を貸してくれたホーミーにさすがに引け目を感じ、急遽ホテルをブックし二人部屋を独り占め。用意周到ぶりに自分でも引きつつ、確実に高まるテンション。湿度は高くないが、街をひたすら走り回っていたので汗だく。クルージングで流れ出た汗とビールを流しにシャワー。吸着性が良過ぎるベタベタのポマードを塗りたくり、お気に入りのウェアに袖を通す。さすがにVIXIEはダサいだろうということで、歩いて街まで行くことに。その日は気温が高く、目的地に着くまでに汗だくになっていたのはここだけの話。

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目的地に向かう途中、一見の酒屋にライドン。ここモントリオールでも、ある時間を過ぎると酒の販売は御法度らしい。しかし、自分たちが向かったこのスポットは、ロシア人のおっさんが運営しているらしく、どうやらそんな法律も治外法権だった模様。自分が日本人だと言うと、「サムライソードはどこだ?ニンジャは酒を飲むのか?」と言われながらハグをかわしてくる親父。ユダヤ人が嫌いな人種差別者らしいのだが、自分の奥さんは南米系らしい。きっとヴォッカの飲み過ぎで、脳細胞を持っていかれてしまったようだ。とは言うもの、基本的にはお茶目な親父だった。親父から調達したビールで乾杯をし、俺たちはシャレオツなラウンジに到着。

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ゆるすぎる酒屋からの、ラウンジはまるで右肩上がりのグラフだった。タイトなドレスに身を包んだケベコワ美人たちがわんさか。野郎臭い思い出しかなかったが、ここでやっとモントリオールは美人の宝庫なんだと再認識。少しスノビーな感じがあったが、しゃべるといい感じ。モデルばりのルックスながら、冷たくない女性陣。「馬鹿野郎!なんていい国なんだこの野郎」と心で叫びながら、スケベな笑顔を浮かべる東洋人。気のいいバーテンからのショットをかち込み、小さめのクラブに移行。ここでも溢れる女性陣!なんとモントリオールの男女比率は、圧倒的に女性が多いらしい。真剣に移住を考えながらも進む酒に、思考スピードは今以上にシフトダウン。上がりすぎる欲求に自我を奪われ、俺はモントリオールの闇に消えた。その夜、何があったかは想像にお任せしたい。「もう一度訪れるか?」と訊かれたら、正直分からない。やはりフランス語が話せないと少しキツイ。ただ、おすすめの地であるという事実が変わる事はない。メルシー。

FIN.

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