渋谷西武百貨店1F化粧品売り場でのMADSAKI作品展示は本日3/10まで!!
ふと思い出したら20年以上前に西武系列でリリースした名作スケートボードVIDEO「ラジカル・スケボーズ」の最初に「SEIBU TIME」と出てからオープニングが始まるんだけど、たぶん言葉遊びで「SAVE TIME」とかけてるんだな~。と思いだした。
そんなことはさておき、今回のMADSAKIの西武百貨店での展示を見て感じたのは「芸術は破壊」なのかなと。
考え方、空間の感じ方、常識とかとかを破壊しないと新しく先へ進めないんだなと。自分というイメージの破壊が進化であって芸術なんだな、とかとか。
一度評価を受けたスタイルを壊して新しいことをするのは誰でもコワイし簡単ではないはず。だけどMADSAKIという人はいとも簡単に変えてみせる。
UNDARCOVERとの精密なタッチの繊細な絵を書いていたかと思えば、黄金比を駆使した曲線の作品。ある時は鉄を削り文字を浮かびあがらせ。そうかと思えば空間を切り裂く様な立体物を作ったり。はたまた匠な言葉遊びな作品をあざ笑うかのように見せつけてくる。
今回の西武百貨店での展示ははっきり言って賛否両論かとは思う。ただ、そんなこと彼は最初からわかりきっている。そしてアンチやヘイトも巻き込んでこの西武百貨店1F化粧品売り場という"わかりやすい場所"を舞台に破壊をし始めた。
岡本太郎ではないけれども芸術っていう爆発的なパワーを今回も間近で見せつけられた。
もはやMADSAKIという存在が、そして人生が芸術なんだと痛感させられる。
現状維持は退化と同じ。うむ。
堕落している自分にひしひしと突き刺ささるような展示でした。
というワケで店番しながらMADSAKIの過去作品をググったりなんかしちゃって月曜の午後を過ごしています♪