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Shohei Fujimoto Exhibition "Flowers of Romance" @Hitsuki

 
フォトグラファー藤本正平が花をテーマにした個展を
古民家ギャラリー「日月hitsuki」にて開催する。

下記は「日月と辺慈花」のブログに掲載された藤本正平氏のコメントです。

独特の世界観を是非ご覧下さい。


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このたび、7月11日(日)より8月8日(日)まで、
個展をさせていただくことになりました。

実は最初、vegeca店長のさんからお話をいただいたとき、
どうせ、やってもしょうがねえだろ的な
いじけモードにはいっており、
あまり乗り気ではなかったのですが、
移転した駒込の場所にそんなことを考えずに遊びにいったとき、
とても素敵な場所で
「ここでやりたい!」「そして、テーマは花だな。」と
勝手に決めてしまい、
「やらせてください!」とお願いしたのが、
ほんの1ヶ月前ぐらいのお話です。


"Flowers of Romance"というタイトルは、
もともと、P.I.Lというバンドのアルバムタイトルで、
といっても、そのアルバムにとても影響を受けて付けたというより
(とても好きなアルバムですが。)
その響きがとても甘美な感じがして、
昔から好きで、いつかいただいちゃおうと
思っていて、今回、そのまま引用させていただきました。

"Flowers of Romance"の裏タイトルは
"You Are, Therefore, I Am: ADeclaration of Dependence"です。

これは完全に後付けなのですが、
今回製作中の作品群をみているとこういうことなんじゃないかな、
と思えてきたのです。

上記タイトルの訳は「君あり、故に我あり―依存の宣言」
という意味です。

人も物も花も空中に散らばっている原子も
分子もすべてつながりあっているものだなーと、大げさで、
何をいまさらという感じかもしれませんが、
作品群をみていると、
自分、随分そこにこだわっているなー
(製作中は全く考えていませんが。)
と思わずにおられず、
こんな裏タイトルをつけてみました。

必然か偶然か、7月の東京で展示ができるのも、
今回の作品群にはよかったなあと思っています。

それは、例えば、
ミニマリズムだとか、
ワビサビだとか、
間だとかいった日本的なものではなく、
依存、湿度といった、もっとじっとりした、
しかしながら、上記のものと同じように
日本にしっかりと根付いているもの、
それって、7月の東京にぴったりだなーな
んて思っています。

7月11日(日)にオープニングパーティを行います。

詳細はまた、べじかブログにてということになりますが、

オープニングのほかにも毎週日曜日には、
なにかちょっとしたイベントなどもできたらな、と思うております。
そちらも、また詳細はブログにて、ということでお願いします。

http://ameblo.jp/vegeca-hitsuki/
 
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写真家 藤本正平プロフィール

札幌出身、グラフィックデザイナーとして、(有)ホームに所属。
そこで、デザインユニット”ワビサビ”に出会い、師事。師匠になってもらう。
しかし、グラフィックではなく、写真をはじめる。
2006年、ロンドンに渡英、ロンドンの地下鉄全270の駅周辺を
撮影する"Tube Project"(未発表)をはじめ、2年後に終了、帰国。
現在に至る。

http://www.shoheifujimoto.com/


古民家ギャラリー[日月hitsuki]
本と雑貨と自然野菜のお店[辺慈花vegeca]
東京都文京区本駒込1-25-5
Tel. 03-6304-1988
http://ameblo.jp/vegeca-hitsuki/
営業時間PM12:00~PM19:00
定休日(土曜日)と不定休 
(定休日が不定休になっています。電話にて営業をご確認の上 お越しください)
vegeca-hitsuki.jpg
 

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