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Musée du Louvre

ルーヴルに掛けられた沢山の眼が見る者を嘲笑い、「又か」とため息を吐く。

季節風が強く吹きはじめたので窓を閉めて暮らしたら、部屋の空気が澱み男はいつしか寝込んでしまった。光を望むこともなく、男は独り、じっとその澱みの中にいた。澱みは男を苦しめた。その都度男は澱みと闘い、在る時、その澱みの正体は自分自身が発したエネルギーである事を知った。男はこの部屋で得た石のように重い心を持って、澱みを従え支配した。闇をのみ込み認めさせたのだ。重く真っ黒な瞳で窓を開けると、外の景色は全て季節風に吹き飛ばされ、そこにはもう男の知る居場所はなかった。誰もが同じような眼鏡をかけ、強風を恐れて次の流行りまで固まって離れようともしない。男は借り物の安心にダイナマイトをぶらさげてニヤリと笑った。

爆風が男を地下鉄でルーヴルへと向かわせた。男はそこに掛けられた沢山の眼を見た。沢山の眼は男を待つ白い壁へと無言で案内した。

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NA・LALA

SHAMAN

酩酊した若い男がカウンターの向こう側にふらふらと座っていた。眠っているようにも見えたが目はしっかりと開かれていた。その男はしきりに隣の席のカップルに何かを話し続けている。しかし背を向けて座る男はその言葉の矛先が自分達である事に気付いてはおらず、女もそれを気にもとめてはいない。

「月と太陽が呼び覚ませし災いの時、我その光にさらされるべき時。翼を奪い、我を封印した異なる教えを学んだ徒よ、我が怒りは全てを許すゆえ宇宙の言葉に耳を傾けなさい。世を見つめ、自分の教えにもう一度問いなさい。我から奪いし二枚の翼が何であるかを調べなさい、そして我々は本来どこから現れ、今どこに向かおうとしているのかを伝えなさい。十方位に散らばりし我が子孫よ、平和の民であるうちに自分たちの在り方をみつけなさい。数に屈してはなりません。そしてあなたの大地を最期まで愛しなさい」

そう言うと男は崩れるように席を立ち、トイレへと向かう途中で嘔吐した。

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RED CROSS

本日、日本赤十字社へ募金に行ってきました。

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人間を救うのは、人間だ。

とても意味のあるメッセージだと思います。
僕は3月11日の東北地方太平洋沖地震が起きた1週間後に、下記リンクのサイトへ絵本を投稿しました。被災者の方々の心証を考えると、内容が適切か不適切かの判断が自分には出来ていませんでしたが、「何かをしなくてはいけない」そんな気持ちになりました。僕の描いた理想は原発問題等も交え、今ではより深刻な問題へと塗り潰されてしまっています。それでも人間を救うのは、人間です。
以下のサイトにてアカウントを作成して頂き(これが手間なんですよね・・・)、この絵本を100円で購入して頂く事で、株式会社paperboy&coを通して日本赤十字社にその全額が自動的に寄付として振り込まれるようになっています。その際にかかる手数料も全て株式会社paperboy&coが負担されています。一応購入せずとも全内容を読めるように設定してあるので、ご興味ある方は覗いてみてください。そして賛同して頂ける方は是非購入してみてください。宜しくお願いします。

ボクにデキるコト


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HIDEYUKI KATSUMATA

HIDEYUKI KATSUMATA / かつまたひでゆき

東京都出身。ひょうきん。「人々に笑顔を!」を胸に、ヒラメキを爆発させた摩訶不思議をその世界観へと織りなすArtist。近年はLittle DragonやRainbow Arabia、Ramp Recordingsに代表される海外のMusician等へのArtwork / Movie提供が多い。

2007年のSao Paulo / Brazilに続き、2009年はOakland / USでの個展を開催。

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