金曜の夜から次号のHIDDENの撮影で名古屋に行ってきました。
隠すわけではないですが、某ブランドのツアー、としておきます。今のところ。
内容は次号をご期待ください!
その夜は大雨のためか途中で事故などもあり車で約5時間かけて深夜3時ホテル着。
そして前乗りしている人達と翌朝合流して一日中撮影を。
暑かったけど、終始良い流れで撮影できたんじゃないかな。
写真の出来上がりが楽しみです。
ただ、土曜日の夜は東京でこのイベントがあったため、みんなより一足先に新幹線で東京へ。
ここで問題が。
乗ってた車にカメラを忘れた。その連絡があったのは新幹線のホーム。まいった。
けど疲れてるし取りに戻るのが面倒くさい。
と思ってそのまま東京に戻って気がついたのは、
「日曜日撮影じゃん、。」
やばいカメラが無い。
という事で、新しいカメラを急遽買いました。
こんなふうにどうしようも無く必要にならないと、普段欲しくてもなかなか買わないですからね。
これもいい機会だ、という事で。
Canon 7Dを購入。無事夕方撮影も完了。よかった。
と、ここで話は変わるんですが、
今日、その買物のついでに久しぶりに床屋に行ったんです。
その店内に父親と息子2人という3人組がいて、父親が「こういう風にしてください。」って注文してたんです。
子供は何も喋ってなかった。
鏡越しに子供2人の顔が見えるところにいたんですが、
髪型が仕上がるにつれて上のお兄ちゃんの目から大粒の涙がポロポロ流れてくるんです。
ビックリした。もちろんカットしている店員さんもちょっと戸惑ってた。
鳴き声も出さないし、顔も歪んでないけど、涙だけポロポロポロポロ。
切る前は結構ラフな髪型してたんですよ。その少年は。サッカー少年な感じのサラサラヘア。
だけど、仕上がっていく髪型が嫌だったんだろうな。
実際かなり良い子っぽい感じに襟足だけ刈り上げられていたから。
店員さんも見かねて、父親に「泣いちゃってますが大丈夫ですか?」って聞いてたんですが、父親は「・・・大丈夫。」と。父親もなんで泣いてるんだ?ってすこし心配そうな顔もしてたけど、大丈夫としか言えなかったんだろうな。分からないけど。
でもその子供の気持ちも分かるな〜と思った。
僕も小さい頃は髪を切るのが嫌だった。
キチンと良い子っぽい髪型になるのがはずかしくて。
襟足とか前髪とかそろい過ぎるとサイアクだった。ぐしゃぐしゃにしたくなる。
なんでなんだろ。ヤンチャっぽいのに魅かれるのかな。
そんな年頃か。
こういうところから自我の目覚めや美意識が生まれてくるのか?
この子9月の新学期ちょっと行きたくないんだろうな。
とかちょっとぼんやり考えたり。
そんな貴重な瞬間を目の当たりにした一日でした。
少年には悪いが写真撮りたかった、。