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Trip de Melbourne pt.2

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目を覚ました場所はホテルのベット、昨日の記憶が断片的なのは気のせいだろう。チェックアウトギリギリの時間に起こしてくれたiphoneに感謝しながら公園に向かう。この日は快晴で、午前中にかかわらず30度超え。昨日摂取した物質たちの数々を考え、ヴァイタミンウォーターとサンドウィッチをチョイス。コンビニの棚にはカラフルな飲料が並び、この辺りの欧米感はオキマリと言ったところだろうか。ちなみにヴィクトリア州ではコンビニでアルコールの販売はできないので、ボトルショップという酒屋が存在している。自称ストリートビールアーティストとしては大きな打撃だったが、二日酔いの身体を休ませに公園に向かった。

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瞑想という名の二日酔い冷ましをしながら、のんきに昼寝をかます。のんびりする暇もなくトラムに乗り込み、昨日仲良くなかったヒップスター邸に向かった。この日はNYE(31日)だったので、街自体のテンションが相当高く活気に溢れていた。このヒップスターたちも当然のようにどこのパーティー行くだとか、何を摂取するかでキャッキャッしていた。そのままセレブレーションに向けての物販調達にスーパーに出発。オールが基本のNYE。昼間にどれくらい飲酒をセーブできるかがポイントだと思うが、そんな浅はかな考えはこの大陸では通用せずペールエールをしこたま流し込んだ。

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ヒップスターに惹かれる病に感染していた自分は、滞在2日目ながらメルボルンに相当ヤラれていた。人種という隔たりは薄いが、メルボルンではライフスタイルによって住処が分かれているといった印象。少しアーティーなヒップスターたちはノースサイド(北)を好み、コマーシャルなビーチガールズたちはサウスサイド(南)を拠点としているとか。Coopers(ビール)をカチ込むヒップスター女子に萌えつつも、サウスサイド上陸にかすかにテンションが上がっていた。サウスサイドにはギリシャ、イタリア系の若者たちがフェイクタンを身につけ、ひたすらタイトな服を着て身体を見せびらかすMAZA(マザ)という奴らがいるとか。Jersey Shoreのオーストラリア版と言えば分かりやすいだろう。どちら側の住民も選民意識が強く、お互いディスりあうのは日常茶飯事なのである。

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ヒップスターたちとも打ち解けたところで、次の約束を思い出しトラムを乗り継ぎシティに向かう。基本カルフォルニア時間が抜けていない自分は、2時間遅れでギャラリーを見せてくれるという友人に対面し速攻陳謝。メルボルンにはアートが根付いており、かなりの数でドープなアーティストたちがいる。広大なオーストラリアにどのようにアートが浸透したかは分からないが、一つ移住する"言い訳"が増えた気がした。日本に来たことある奴もちらほらで、東京ラブ具合に一瞬面を食らうがノミニケーションをここでも一発。酒好きのオージーたちのホッコリした笑顔と共にBBQを楽しんだ。

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すっかり空になったビールを眺めながら、ボトルショップに直行。ひたすら賑わう店内でシャンパンと安物ワインを抱えるオージーガール陣に萌えながら、今夜はどっかのパーティーで会おうとナンパなコミュニケーションをかましつつテンションを蓄電。今夜はノースサイドでのヒップスターパーティーにも誘われ、サウスサイドでもそこら中でパーティーがあるとか。北と南のチョイスを迫られながらガッツリ両方行ってやろうと考えていたが、大晦日ではタクシーに乗ることは不可能と念を押されサウスサイドを目指すことに。この決断が旅の運命を決めてしまうなんて、この時点ではまったく想像していなかった......。

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TO BE CONTINUED.

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