皆さんお久しぶりです。今日も茨城で強い余震があり、まだまだ気が抜けないですね。僕は先日、石巻から帰ってきました。被災地でどんな活動をしていたかというと、家や商店に入り込んだ、ドロ抜きと撤去作業。もう一日中。
海水のドロがいろんな物を飲み込みながら、被災地を襲ったみたいです。僕が行った場所は石巻のある商店街。どの商店も家も出入り口が破壊され、ドロがくるぶし上くらいまで入り込んでました。すぐに営業また普通の生活を再開できるような場所はありませんでした。とはいっても、現地の人が言うには、この地域はまだマシな方だよっと。
一日休みをもらい隣町に行ってみたのですが、本当に想像を絶する光景でした。ほとんど建物が建っていない。まち全体が瓦礫の山。地域の人達も、ボランティアや自衛隊の人達も、まだ手をつけられない状態のようです。テレビのニュースで見た光景を生で見てしまったら、やはり言葉を失いました。
今回、石巻に一週間いましたが、僕が目にした事は、ほんのほんのごく一部。国や自衛隊、ボランティアの人達の手が、ほとんど届いてない地域もまだまだあると思います。いつ復興という言葉が見えてくるのか想像できません。ただ、必ず復興には向かってるはず。
新築の立派な家でのドロ抜き作業をしてたとき、そこの家の人が、こんな言葉をかけてくれました。
笑顔で
(マイナスからのスタートだけど、もう一度頑張んないとね)と。
日本人は本当に強い。これからさらに大変な状況になるかもしれませんが、日本はきっと乗り越えられると思います。