昨日は母の日でしたね。
僕の母は女一人で、三人の子供達を育ててくれた人です。
今思うと本当に大変だったろうと思います。けど、うちらには、決して辛そうな表情も見せない人でした。
経済的にもきっと苦しかったはずなのに、習い事や塾、僕がやりたいっと言ったこと全てやらせてくれ、決して反対せず、自由にさせてくれました。
だから、母には感謝しきれないし、心から尊敬しています。
とはいえ、日頃から母に感謝の気持ちを伝えられません。だって超〜恥ずかしいんでちゅ。
そういうのは本当に自分のダメなところで、ガキな部分。克服しなければなりません。だから昨日、母の日くらいは喜んでもらおうと、小さなカーネーションをあげることにしました。
帰りの電車で、あげる時のシュミレーションを頭でイメトレし、もうドキドキです。何をこんなことで緊張してるのか、と情けないかぎり。
駅から家までの間も、ずっとイメトレ。とりあえず、夜も遅かったので、電話し起きてるか確認の電話をしようと思いました。ちょっとしたベンチに腰かけ、電話を取り出す時、あれ?
何この感じ?????
なんと、さっきまで手に持っていた、カーネーションちゃんがいない。嘘だよね?誰かドッキリの看板出して。
どうやら、イメトレでの驚異的な集中力のあまり、電車に置き忘れた様です。
(何をやっとんねん!!!この粗チン野郎。この日の為に頑張って花咲かせて、なんで、今車内忘れ物コーナーの箱の中やねん!だいたいここ何駅やねん)
と、カーネーションちゃんの生霊の言葉が、胸に届きました。が、もう時すでに遅し。本当に申し訳ない。
家に帰り、母に事の説明をしたところ
(あんたなにやってんの?本当残念だわ)
と言われました。ごもっともでございます、母上様。
ただ、母上様の表情はニッコリしてました。ひと安心。僕ちゃん立派な大人になるね。ジャンジャン。