池袋は何が起こるかわからない。
その日、彼は仲間と池袋の街をクルージングしていた。列の最後尾をプッシュする彼のバックが、ある車のサイドミラーに、『ガツっ』。足立区ナンバー。
その車の中から、パンチパーマの兄さんが出てきた。彼は全力で逃げた。
しかし捕まった。その数分後、彼は足立区ナンバーの車のトランクに入れられた。そして一人暗闇の中、彼はこう思ったらしい。
『死ぬかもしれない』。
彼の名は、水澤洋二。
そう、そんな死を覚悟したことのある、不死身の男が仕上げた作品。
作品の内容はというと、いや…やめておこう。この作品の色というのは、見る人個々の色によって、見えかたが違うから。さて、あなたには何色に見えるだろうか。カラーコミュニュケーション。
ってな感じで、池袋の大先輩でもある、小原祐一あらため、NETWORK先輩が主砲するブランド
カラーコミュニケーション
のDVD。
もう何年も前になりますが、池袋にある bed っというクラブで、半年に一回くらい、池袋スケーターのイベントがありました。その名も
いくっきゃナイト
当時僕は高校生だったのですが、それはそれは楽しい、はちゃめちゃなイベント。池袋のボス、ワタシ君が、鬼ギャル達とパラパラを踊った伝説のイベントでもあります。
そんないくっきゃナイトでは、毎回池袋のスケーターが撮り溜めて編集した、スケート映像を流していました。
僕はその映像に出れるのが、当時最高のステイタス。
最近発売された、このカラーコミュニケーションのDVD。
これは僕の勝手な思いいれですが、きっとこの作品の原点は、いくっきゃナイトで流していたスケート映像にあると思うのです。
IKB魂が、ぎっしり詰まった作品です。
スケーターじゃない人も、きっと楽しめる作品だと思います。是非!