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Okawari, Interview

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■ まずプロフィールを教えて下さい

静岡県清水市生まれです。サンプリングにこだわり、音楽と日常の共存をテーマに掲げて活動しています。


■ 音楽活動をはじめたきっかけは?


高校生の頃までは、全くと言っていいくらい“音楽”というものに興味はなかったんですよ(笑)。初めは友達にオススメのアーティストを教えてもらいながら聴いていたという感じでしたね。でも、そうやっていろいろとヒップホップを聴き込んでいくうちに、自分でもやってみたいと思うようになってDJを始めたんですよ。そして、DJをやっていくうちに 「このままDJを続けていて自分はどうなっていくのか??」と思うようになり、使い方も分からずに、MPC2000XLを買いました(笑)。それから現在に至ります。


■ DJ OKAWARIという名前の由来は?

常に満足することなく、常に新たなものを模索し、常に挑戦し続けようという思いから“DJ OKAWARI”に決めました。
 

■ どういったアーティストに影響を受けましたか?


DJ KRUSHさんです。DJ KRUSHさんの1stアルバム“KRUSH”を聴いた時にとてつもない衝撃を覚えました。そして、そこから自分の音楽生活の全てが始まった気がします。


■ DJ OKAWARIとして作品作りする時のテーマみたいな物はありますか?

「音楽と日常の共存 (The Music is Any Moments in Life)」 です。
生活していく中で感じた事を音で表現し、自分の音が、聴いてくれる方の生活の中に居る事を願っています。例えば、“眠りにつく直前の安らぎ”というイメージであったり、“本を開くときの凛とした気持ち”というような、そんな気持ちで聴いてもらえたら嬉しいですね。


■ 普段トラックメイクはどういう流れで行いますか? また、インスピレーションは?

ほぼサンプラー(MPC2000XL)のみで作っています。初めにテーマを決めてから簡単なラフを作って、それを通勤の途中等に聴き込んでから音を足していくという感じですね。でも、逆に仕上げの段階で音を引くこともあります。僕は通勤の途中や帰宅途中に聴き込むことで、多くのイメージが膨らんでくるんですよ。人の流れや景色を楽しみながら構成等を決めていきます。


■ 様々なアーティストをfeaturingしていますが、選定基準は?

そのアーティストさんの作品をじっくり聴かせていただいて、第一印象を大事にしています。また、自分の作品と重ね合わせてみて完成のイメージが浮かんできたらお願いしています。
 

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■ ジャケットのアートワークをマルミヤンさんというイラストレイターが手掛けていますが、どういう流れで? またどういう所が気に入っていますか?

彼とはネットを通じて知り合ったんですが、お互いの作品を見て・聴いて、すぐに意気投合しましたね。自分の音をイラストにするとすれば、きっとこうなるだろうなと感じました。いつも彼にお願いする時は、具体的なイメージ等は伝えてないんですよ。自分の音だけを聴いてもらって描いてもらっています。


■ 普段はどのように過ごしているのですか?

普段は、サラリーマンです。良く意外だと言われますけど、、、。でも、そうやって普通に仕事をしていく中で、上司や先輩、同僚、後輩から学ぶ事が多いので、それは音楽にも大きく反映されていると思います。制作出来る時間は、帰宅してからと休日に限られてしまいますけど、その分、集中して出来ています。


■ 9月にはFIVE DEEZと同じイベントに出演しますが意気込みを?

いつもと変わらず、自分らしさが表現できればと思います。その上で、“DJ OKAWARI”というアーティストもいるんだぞって思わせたいですね。来てくださるお客さんに僕の事を覚えてもらえたら嬉しいですね。


■ では今後の予定は?

今後はいろいろと決まっていますが、WEB等で随時発表していく予定ですので是非、チェックしてください。


www.djokawari.com
www.libyus.com


Text > Hidenori Matsuoka
HIDDEN CHAMPION ISSUE#11 August, 2008

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