一緒に仕事をしているZaraniっていうコの友達で、インドネシアのジョグジャカルタから嵐のようにやってきたアーティストのIcan (イチャン)は、獣のニオイがした。ギャラリーの裏に生えているジャックフルーツをもぎ取って、グリーンカレーを作ってくれたり、展覧会の設営の力仕事をものすごい勢いで手伝ってくれたり、炎天下で汗だくになりながら一緒にロングボードに乗ったりした。
何でも素手でどうにかするし、いつも笑ってる。
パーティーのためのお酒買う現金持ってないから、今からヤシの木に登って、ヤシの実取るとか、そういう事を言う人。
彼がインドネシアに帰ってしまう直前に、彼の作品をいくつか購入した。っていうか、私が作品を買ったお金で飛行機のチケットを買って帰って行った。なんだよ。買わなきゃよかったよ。そうしたらもう少し長い間、いっしょに遊べたのに。
イチャンは今、制作活動しながら、スマトラのジャングルで見つけた滝の近くで音楽フェスの企画しているみたい。
イチャンの作品 >>Ican Harem Blog