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Posted by @momomagazine

バリ Day 1

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Pennyは、バックパックにくくりつけて、機内持ち込みでOKだった。黒いスーツの男性ばかりが背中を丸めてノートパソコンの画面とにらめっこしているような出張の飛行機と違って、バリ島へ向かうバジェット系エアラインには、カラフルな服装の家族旅行者だらけ。走り回る子供たち。半年ぶりの旅、私だって走り回りたいぐらいうれしい。

ここ4、5年バリ島を訪れてない人はビックリするだろうなってぐらい未来型に生まれ変わったバリの空港、中の人たちは相変わらずのんびりでちょっと安心した。車で50分ほど移動して到着した宿は、朝食付きエアコン無しプール付きの私の一番大好きなタイプの宿。3泊で6000円ほどでとれた。

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シャワーが外にあるから虫が出るとか言う人がいるけど、満天の星空の下のシャワーがどれだけ気持ち良いか知らない人はもったいないなーと思う。

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夕焼けが見たくて海のほうまでPennyで向かう。ちょうど夕焼けが見えそうなビーチ沿いに良い感じのバーを見つけた。かわいい犬がカウンターにいたので、隣に座る。

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あと1時間でハッピーアワーだけど、その前にココナッツでもどう?という素敵なご提案。バーテンダーが持ってきたココナッツは、ライムグリーンでツルツルの表面で、大きめのサイズまでもまるでボーリングのボールみたい。

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「ココナッツは、自然のポカリスエットだね」

インドネシアでのポカリスエットの普及率にはビックリする。

ココナッツウォーターの味は、本当に水に近くて、甘さもほとんどなく、体に染み渡る感じ。

ココナッツの味って、土地によって全然違うんだね!と言うと、バーテンダーが教えてくれた。

「乾いた大地に実るココナッツは、甘さが強いんだよ。そして、年をとると、甘さが増して、その分だけ水分が減る。そのココナッツは若いから、水が満タンでしょ?」

なるほど。

乾いてるって思っても、そのあいだに中身が充実してるってこと、人間にもあるのかも。

気がつくと、ハッピーアワーがはじまって、周りには変な人だらけ。私も同じ匂いを発しているのか、飲み仲間がたくさんできた。私のPennyを気に入ってくれたロシア人のアーティスト。

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初心者がCangguでサーフィンするなら今週は火曜日以降波高くなるから明日やろう!ってコトになって、お、オッケー(・ω・)ノって言っちゃった。

夕焼けを待っていたはずなのに、いつのまにやら満天の星空。バーから移動したのは、地元の人たちが通うタイ料理屋。もうボード乗れないぐらい酔っぱらったし、お腹いっぱい。一緒にいた人たちにスクーターで送ってもらう。スクーターのうしろに乗せてもらうのは、小学生の頃、10歳年上の兄に送ってもらって以来だろうか。安っぽいエンジン音。ヘッドライトがほんのり照らす、永遠に続く緑色の水田。曲がり角には、石像の神様が笑う。ボコボコの田んぼ道はまるでジェットコースター。もう深夜かと思ったら、まだ9時頃だった。星空の下でシャワーを浴びて寝る。

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